Vol.88

職員全体朝礼での新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。今年もよろしくお願いします。

昨年一年間を振り返ると、正月の能登の地震と夏の豪雨があり、災害は所構わずやってくるのだと痛感しました。南海トラフ地震のアラートがお盆の帰省時期に発出されて、香川県でも緊張を強いられました。今後も自然災害の備えをしていかなければなりません。

昨年12月には当院の玄関前に立派な憲法9条の碑が建ちました。5月からの募金運動で、目標100万円を大きく越える220万円が集まりました。人の命の守り手である病院が平和を願うことの信頼があってこその募金運動の盛り上がりだったかと思います。

5月からの募金運動期間中でうれしい話がありました。核兵器廃絶や被爆者の援護救済の活動を長年続けてきた日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。国内では逆流もありますが、世界の流れは確実に平和の流れを強くしています。今年は終戦・被爆80年の1年です。平和でなければ医療はできない、平和だからこそ病気と向き合える、より強く平和を願う一年でありたいと思います。

今年の干支は「巳」です。ヘビは脱皮を繰り返すことから、再生と繁栄を象徴するとされています。私たちも日々新たな気持ちで仕事にあたり、毎日新しいことに挑戦し、成長していきましょう。そして、私たちの病院のビジョンである、誰のためになんのために、を実践するために、地域の中の多くの困り事に全力でぶつかっていきましょう。

今年もよろしくお願いいたします。

新年の挨拶をする病院三役

新年の挨拶をする病院三役