Vol.46

院内日誌「おはよう」の改革

紙媒体で運用している院内日誌の「おはよう」ですが、私が入職する20年前から今と同じように院内の各部署で記事を分担して、各職員が自ら発信したいことを書いています。仕事をしている上でこだわっていること、自分の趣味や推しの話、飼っているペットの話、間違えられやすい自分の名字を注意喚起する人など、おもしろい記事を書いてくれています。各職員の違った一面を見られて、職員同士の交流の一端を担う良いツールだと思っています。

その記事の分担ですが、以前から「部署によって回ってくる回数が違う」「土曜日の記事はあまり見られていないのでせっかく良い記事を書いても日の目をみない」などの意見がありました。特に土曜日の記事は外来系スタッフの皆さんが日々の外来業務の中で感じた仕事内容に対して独自の目線で解説された記事があり、確かにもったいないし、みんなにも知ってほしいと思っていました。

そこで、5月からは職員数の多い職場にはたくさん回ってくるようにして、土曜日のおはよう記事は廃止して、といった運用をすることになりました。これにより約240人いる病院職員が年に1回は記事を担当することになります。

加えて、1年くらい前から院長・事務長・総師長の独断でこれはすばらしい記事だ、というものには「発信賞」ということで、平和病院の公式facebookにアップし、平和病院の話題を世界に発信しています。閉鎖的な病院が外部の人に少しでも身近になるようにしていけたらと思います。

最近の発信賞のfacebook