昨日新入職員の入職式があり、多くの医師・看護師・技師・事務職員の顔見せがありました。一人ひとりが立派な医療人として、私たちの組織の一員として成長していくことを願ってやみません。
最近、『組織の違和感 結局、リーダーは何を変えればいいのか?』(勅使川原 真衣 著/ダイヤモンド社)を読みました。冒頭に、「この本は、組織の違和感に押しつぶされそうになって、疲れ切っているあなたに、「好き嫌い」や「やる気」、「あうんの呼吸」に頼らず組織を機能させるための「具体的な方策」をお伝えする本です」とあります。読み進めていくと、場の雰囲気にありがちな「決めつけ」ることの功罪や自分や相手の考え方のクセやパターンが生み出す違和感、個人個人そもそもどういったソーシャルスタイルがあるのかを考えること、などが紐解かれます。最後の章で、「いい人材がいない」と嘆く人は組織の価値を見落としている と結ばれ、本の最後の坂井風太氏の解説では、持ち味がない人はいない「相手の持ち味を探し続けられる人間であること」「ひとりの天才ではなく、ひとりの中の天才を見つけること」「一緒に仕事をする相手に苦手を感じたならそれを見過ごさないこと」「個人の理解力不足と片付けず、違和感を楽しみ、その人に興味を持ち続けよう」と呼びかけられています。

私たちは、組織の中で役割を担いながらチームとしてそれぞれの職務にあたっています。多くの専門職が協力しながら患者さんのために力を尽くし、私たちが提供する医療が成り立っています。新入職員が入ってきて、新しい人間関係ができ、ときに悩みに陥る季節でもあります。そのときに違和感を楽しみ、そこにこだわれるような組織風土でありたいと思いました。



