Vol.114

「女性の休日」プロジェクトでジェンダーギャップの解消

香川民医連では、ジェンダー平等を推進する取り組みとして「女性の休日」プロジェクトと名付けた運動を県内の労働組合や女性団体(新婦人)とともに取り組むこととなりました。

「女性の休日」の由来はジェンダーギャップ指数で16年連続1位であるアイスランドの女性が50年前にジェンダー平等を掲げて90%の女性が仕事も家事も一斉に休んだ運動のドキュメンタリー映画のタイトルです。日本のジェンダーギャップ指数は148カ国中118位、G7では最下位を独走しています。

この映画の上映会を国際女性デーである3月8日に開催したり、「女性の休日」と書いたステッカーを1週間(3月2-7日)ユニフォームにつけて仕事をしたり、心と体を労る意味を込めて入浴剤を全職員に配布したりというイベントです。

「女性の休日」だからといって、男と女は永遠の敵、という狭い意味のものではありません。ジェンダー平等の推進とは、性別に関わらず、誰もが同じ権利・機会・尊厳を持って生きられる社会にしていく運動のことです。とりわけ、医療・介護分野では7割を女性が担っており、女性の地位向上をはかることがケア労働者全体の処遇改善にもつながります。

先日の選挙では、トップの総理大臣こそ女性ではありますが、ジェンダー意識については古い考えを持つ勢力の多い政党が多くの議席を得ました。女性の人権、多様性が尊重される社会、ジェンダー分野においては厳しい4年間となるでしょう。

まだ全国的にも取り組みが浅く、なじみの薄い分野です。なぜこんなことをする必要があるのか、しないといけないのか、みんなで学びながら、考えながら、多くの職員に興味関心を持ってもらえたらと思います。