Vol.62

【新年のご挨拶】(職員全体朝礼での挨拶)

明けましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。今年もよろしくお願いします。

新年早々大きな災害や事故があって、この中にも巻き込まれた方がいるかもしれません、災厄が多くない一年にしてほしいと3カ所初詣に行ってきました。

昨年一年間を振り返ると、ウクライナの戦争に続いて、ガザでの戦争も始まってしまったことに非常に心が痛みます。多くの方の命や生活が今も奪われ続けています。毎週月曜日の昼休みにスタンディング行動をしていますので、時間のある方は参加をお願いします。

新型コロナウイルス感染症が5類になりました。ワクチンによる防御免疫もありたしかに弱毒化しており、以前のような恐ろしい病気ではなくなっています。しかし、ウイルスの感染力や病院内における対応などはなにも変わりません。コロナ関連で病院に充てられていた補助金はなくなり、それに伴って急速に病院の経営を圧迫しています。全日本民医連からは「史上最悪の経営困難の時代」とのことです。当院も全職員の奮闘により、いまのところなんとか毎月の黒字は確保しています。今年も気を引き締めてがんばりたいところです。

ずっと言い続けていますが、平和病院のビジョンである、誰のために・なんのために をこの地域で高く掲げて、無差別平等、安全安心、人権に基づいた医療を地域に届けましょう。

そんな困難な時代、目標を達成し続けていくためには、やはり各職員が成長できていると感じ、やりがいのある仕事ができる職場であることがとても大事です。心理的安全性が確保された職場であること、若い職員が成長していること、先輩職員も教えることでさらにレベルアップしていること、自分たちの働きが患者さんから感謝されること、逆に叱られたときにはきちんと改善点が導き出されること。これらは病院がステップアップしていくときにとても大事です。

今年の干支は「辰」です。十二支の中で唯一空想上の生き物だそうです。龍が天に昇るように、活力旺盛になって大きく成長することを象徴しているそうです。私たちの病院も今年は(・今年も)昇り龍のように大きくステップアップしましょう。

病院受付のマスコット