Vol.11

オミクロン株の急拡大と当院の役割

今週、香川県の新型コロナ感染患者が400人を越えて、過去最高を更新し続けています。それに伴い、多くの陽性患者は軽症で済んでいるのですが、中には重症になる患者もおり、入院患者を受け入れる指定医療機関や保健所はパンク状態になっています。本来なら保健所が担うべきトリアージ機能を一般医療機関が肩代わりしてほしいという提案があり、当院でも少しではありますが、引き受け始めました。

(やや結果論的なところはありますが)年末の感染が落ち着いていた時期に、諸外国の感染者拡大の動向をみながら、3回目のワクチン接種の前倒しや保健所機能の拡充、検査キットが枯渇することがないように体制を整える、などの現在の混乱を回避するために打つべき手はあったかと思われました。

さて、当院での発熱外来でも先週から今週にかけて毎日30人近くのウイルス検査(抗原、院内/院外PCR)を行い、毎日多数の陽性患者の診断をしています。院内PCRの「スマートジーン」の検査キットの流通が滞っているため、外部委託検査の院外PCR検査を増やしています。外部委託検査の鼻咽頭キットも不足しているため、唾液検査を増やしています。それであれば医師の直接の検体採取手技は不要となり、直接の診察は必ずしも必要ではないので、電話診察に切り替えて運用し、これまで以上の検査を受けています。(検体当番の看護師の手間は変わらないので、労苦をかけています) いろいろと柔軟に立ち回れる当院医師・看護師のフットワークの軽さにはいつもながらよくがんばっているなと思います。


振り返れば、2年前の今頃くらいから日本でのコロナ感染が増えていきました。いち早く院内トリアージを行い、感染ブースを設置し、発熱外来を立ち上げ、高松市の医療要求に応えてきました。

「伝統とは進化を続けることだと思います@さぬき麺業」 今後も工夫を重ねつつ、地域住民の役に立つ医療機関であるようがんばりたいと思います。

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