今日が院長になって初めての管理会議です。
これからもどうぞよろしくお願いします。
院長になってやりたいことはいろいろとあるのですが、まずは職員の心をひとつに、ということをあげたいと思います。
J・F・ケネディ大統領の1961年の大統領就任演説の名言をあげます。
Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.
「国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい。」
当時のアメリカを取り巻く情勢としては、国際的には東西冷戦のまっただ中でキューバのミサイル危機などが有名です。また、国内では経済不況や人種差別などの問題があり、若くて新しい大統領の前途は苦難に満ちていました。
そこで、国民に国に依存するのではなく、自発的な参加を促す言葉を就任演説で語りました。
当時のアメリカと平和病院の現在を比べることはあまり意味がありませんが、ここで言いたいことは、vision,mission,passion です。院長の私や、ここにいる管理部メンバーが責任を持って病院の将来を指し示し、いますべきことはなにか、についてその時々で明確な言葉で、情熱をもって表現することかと思います。
そのときにこそ、さきほどの自発性が促され、100人の職員がきちんと100人分の仕事をする、もっと言うと120人分の仕事ができるような環境を作ることかと思います。
皆さんでがんばっていきたいと思います。よろしくお願いします。